「よい子」が人を殺す -なぜ「家庭内殺人」「無差別殺人」が続発するのか

10051.jpg「『よい子』が人を殺す -なぜ「家庭内殺人」「無差別殺人」が続発するのか」
◆尾木直樹/著 ◆242頁 ◆青灯社 ◆08.8.30初版 

◆定価¥1,890(本体¥1,800) ◆送料¥                   注文
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  秋葉原通り魔事件のような、青少年による無差別殺人や家庭内殺人が続発している。

 犯人は、かつての非行少年ではなく、いずれも非行歴のない「よい子」、成績優秀だった若者という。 
これらの原因はなにか。二極化する格差社会、「負け組」にならないよう、孤立したカプセル家族内の内圧が極限化した結果の親殺し、その怒りが社会に向かうと無差別殺人に至る。

これら若者殺人の背景、克服する道を、<格差社会><カプセル家族>や教育観・子ども観等の見直しのなかで考える。


目次:

序章  今、「よい子」に何が起きているのか  ─続発する「家庭内殺人」「無差別殺人」の謎

  第一章 続発する「家庭内殺人」 ─「よい子」が親を殺すとき
  はじめに
   1 奈良母子放火殺人事件─医学部をめざした高一男子の心は 
   2 妹殺人、断たれた夢─兄が妹を憎むとき
   3 一五歳少年、両親を「爆殺」─その心の闇は
   4 母親に毒物を投与する少女─生体実験の意味は
   5 エリート高三生、父への激しい憎しみ─絞殺させた悪のパワーは何か

  第二章 事件にみる「カプセル家族」  ─バーチャル化・スパルタ化
  はじめに
  1 家族殺人を依頼する友人関係
  2 ひきこもり問題の一断面から─どう風穴をあけるのか
  3 佐世保事件に見る友達への殺意
  4 授業中の教室へ爆発物が─少年は何を投げ込みたかったのか?

  第三章 殺人はなぜ「家庭内化」するのか ─若者の家庭と学校生活の変化
   はじめに
   1 身辺化して生きる現代の若者たち
   2 変化した親子、家族関係
   3 家庭教育の現状
   4 ネット社会が変質させる人間関係
   5 二極化と新・学歴社会の到来

  第四章 「無差別殺人」始まる  ─「家庭内殺人」から「無差別」化へ?
  はじめに
  1 高校二年生、五人刺傷─品川戸越銀座「通り魔事件」
  2 無差別、八人殺傷の恐怖─土浦荒川沖駅殺傷事件
  3 「無差別殺人」に駆り立てた情念─岡山ホーム突き落とし事件
  4 秋葉原無差別殺傷事件─“バーチャル劇場型”凶悪事件
  5 「無差別殺人」犯に共通する四つの特徴

  五章 子ども本位の子ども観めざして ─「家庭内殺人」「無差別殺人」脱出の道
  はじめに
  1 子どもの感性をゆさぶる大人のかかわり方
  2 家庭も学校も子ども参画をすすめ自尊感情を高める  ─新しい「子ども観」
  3 「家庭内殺人」「無差別殺人」を防止するキャリアデザイン教育

                          ─何のために学び、どう生きるのか

  終章  それでも家族は子どもの味方、家庭は居場所

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