新自由主義か 新福祉国家か -民主党政権下の日本の行方

新自由主義か新福祉国家か「新自由主義か 新福祉国家か -民主党政権下の日本の行方」
◆渡辺治 二宮厚美 岡田知弘 後藤道夫/著 ◆417頁 ◆09.12.25 初版
◆旬報社 ◆定価¥2,415(本体¥2,300) ◆送料¥           注文 


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 2009年夏,総選挙で民主党が大勝し政権交代が実現した。

 この政権交代は,「構造改革」=新自由主義改革がもたらした社会矛盾に対して,国民の怒りが爆発した結果であることを忘れてはならない。

 一方で,民主党政権とは一体いかなる政権であり,どちらの方向へ向かうのかという肝心な点については未だ解明されていない。

 多くの論評は,「官僚主導の政治」を打破し民主主義と地域主権の政治を実現する,として手放しで期待するが,これでは安保問題,構造改革問題での民主党政権の矛盾に満ちたジグザグが一体どうして起こっているかを説明したことにならない。

 「新自由主義と新福祉国家」をキーワードに,4人の識者が,民主党政権下の日本の行方を論ずる。

目次:

 第1章 政権交代と民主党政権の行方 -渡辺 治

     1 総選挙の結果は何を示すのか

     2 民主党の地滑り的勝利をもたらした二つの力

     3 民主党とはどんな政党か

     4 民主党政権下での構造改革の行方

     5 民主党政権下で改憲,軍事大国化はどう変化するのか

 第2章 世界同時不況と新自由主義の転換 -二宮厚美

     1 自ら墓穴を掘った新自由主義の「政治的転換」

     2 21世紀グローバル恐慌の基本構造

     3 新自由主義的蓄積の帰結としてのアメリカ発金融恐慌

     4 新自由主義の下での日本の過剰生産恐慌

     5 政権交代後の新福祉国家の課題

 第3章 構造改革による地域の衰退と新しい福祉国家の地域づくり -岡田知弘

     1 構造改革と地域の疲弊

     2 市町村合併・「三位一体の改革」と地域

     3 構造改革への対抗軸の形成と住民自治に基づく地域づくりの広がり

     4 新しい福祉国家の下で,持続可能な地域,日本をつくりだすために

 第4章 構造改革が生んだ貧困と新しい福祉国家の構想 -後藤道夫

     1 貧困・生活困難とその背景

     2 新たな福祉国家の形成にむけて

  

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