カール・マルクスの弁明 -社会主義の新しい可能性のために

カール・マルクスの弁明「カール・マルクスの弁明 -社会主義の新しい可能性のために」
◆聽濤  弘/著 ◆266頁 ◆09.5.7 第1刷
◆大月書店 ◆定価¥1,680(本体¥1,600) ◆送料¥   

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 資本主義の限界を解き明かす、入門的マルクス再読。

 世界金融恐慌のなかで資本主義そのものの限界が問われている。そもそもマルクスは資本主義をどう分析し、その理論的帰結としての社会主義とは何だったのか。そして、20世紀の社会主義やいま社会主義をめざす国々は、マルクスの視点からはどう見えるのか。原点に立ち返って、過去・現在・未来を解き明かす入門的マルクス再読。

目次:

 序章 社会主義思想の誕生と若いマルクス

     人間なら誰でも考えること/ 若いマルクスは何を考えていたのか/

 Ⅰ  マルクスの社会主義論

    マルクスが発見した社会発展の法則・「史的唯物論」/ 三つの顔をもつマルクス像は本当か/

    いま生産力と生産関係の矛盾はどう現れているか/ 資本主義の対抗軸は社会主義だけか/

    旧社会の胎内に新社会の要素が生まれる/ マルクスカが発見したもう一つの法則・「剰余価値の法則」/

    剰余価値の法則とは何か/ マルクスは混乱しているか/ 近代経済学はの主張を聞いてみる/

    『緑の資本主義』という本を読む/ 宗教が資本主義の精神をつくった!/

    近代的労働者がつくりだされる実際の歴史的過程/ 現在の矛盾を解決する具体的手がかりとマルクス/

    矛盾の根本的解決としての「生産手段の社会化」/ 「国有化イコール社会主義」ではない/

    生産手段の社会化が新しくつくりだすもの/

 Ⅱ  レーニンの苦悩と社会主義論

    ロシア十月革命の世界史的意義/ なぜロシア革命はマルクスの予想と違ったのか/

    ソ連崩壊後のロシア革命論について/ レーンンのマルクス理解について/

    レーニンが最初に導入した社会主義的措置/ レーニン自身が誤りを認めた「戦時共産主義」/

    レーニンが到達した社会主義の新しい構想/ レーニンについての若干の問題/

    少数者革命と後進性がもつ限界とレーニン/

 Ⅲ  「20世紀の社会主義」とは何だったのか

   宮本百合子とアンドレ・ジイドのソ連論/ スターリンはネップにどういう態度をとったか/ スターリンの残酷さについて/

   スターリンの「政治信条」とは何か/ 脱「スターリン化」はなぜ成功しなかったか/ 

   ソ連でなぜ市場経済が導入されなったか/

 Ⅳ  いま社会主義をめざす国々について

   中国についての雑感/ ベトナムについて/ 社会主義を守り抜いたキューバ/ 

   ラテンアメリカに広がる社会主義/ どう見る北朝鮮問題/

 Ⅴ  市場経済を通じて社会主義へ

   市場経済イコール資本主義ではない/ 「計画経済」をめぐる論争/ 計画経済とは何か/

   現代の労働者は企業運営の能力をもっている/ 再論-マルクスのいう計画経済とは何か/

   補論-ソ連式計画化の歴史的経過/ 社会主義・共産主義でも市場経済は残るか/

 Ⅵ  資本主義の限界と社会主義の展望

   ヨーロッパのリーダーとマルクス/ 「金融危機」か「資本主義の危機」か/ 

   マルクスの理論が金融危機の事態も解明している/ なぜ金融は実体経済からこれほど乖離するのか

   金融危機と社会主義への過渡形態/ 世界の国民生活のかつてない深刻化/

 終章  日本における「新たな社会主義」

   マルクス,エンゲルスと今日の特徴/ 日本の「多様性かる」社会主義/ 

   「自由」と「創造性」ある社会主義/  

   

   

     

  

     

     

 

 

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