司馬遼太郎の歴史観 -その「朝鮮観」と「明治栄光論」を問う

司馬遼太郎の歴史観「司馬遼太郎の歴史観 -その「朝鮮観」と「明治栄光論」を問う」
◆中塚 明/著 ◆222頁 ◆09.8.1 第1刷 09.10.1第2刷
◆高文研 ◆定価¥1,785(本体¥1,700) ◆送料¥                   注文  


コメント:

 日清・日露戦争を描きながら、ついにその戦場となった近代朝鮮と向き合うことのなかった司馬の「朝鮮観」を通して、日朝関係史の第一人者が司馬史観を問う!

 「ほかならぬ『日韓併合』から100年の年をはさんで,作者自身が映像化されたくないと明言していた作品『坂の上の雲』をテレビドラマ化することに,どういう意味があるのか?本書がそのことを考える一助になることを願っています。」(著者まえがき)

 

目次:

  ・ なぜ,いま,司馬遼太郎の歴史観を問うのか

   1 「明治百年記念事業」と『坂の上の雲』

   2 「日韓併合百年」にぶつけて,なぜ「坂の上の雲」なのか

 Ⅰ 司馬遼太郎は近代日本の歴史をどう見ていたのか

   1 日本の近代史を見る眼

   2 敗戦前の昭和は日本史上「非連続の時代」という説

   3 日露戦争後におかしくなった日本 -という説

 Ⅱ 司馬遼太郎の「朝鮮観」

   1 司馬遼太郎は朝鮮問題によく通じていたのか

   2 「古代の朝鮮」を語って「近代の朝鮮」を語らない

   3 『坂の上の雲』の時代 -日本の勃興・朝鮮の没落

   4 『坂の上の雲』にみる朝鮮論 -三つの論点

 Ⅲ 「近代の朝鮮」を書かないで「明治の日本」を語れるか
   1 日露戦争後に日本陸軍は変質したという司馬の説

   2 司馬遼太郎の主張は成り立つか

     ・ 第1のキイ -朝鮮王宮占領

     ・ 第2のキイ -朝鮮農民軍の抗日闘争と日本軍の皆殺し作戦

     ・ 第3のキイ -朝鮮王妃を殺害した事件

   3 日露戦争下の軍事占領

   4 戦史の偽造

 Ⅳ 歴史になにを学ぶのか

   1 一韓国知識人の問いかけ

   2 明治初頭期の「征韓論批判」とロシアの朝鮮観

   3 事実を知る,認める -その勇気を持ちたい

   4 歴史研究と国家権力

   5 歴史が語ること  

 

  

コメント募集中

Current day month ye@r *

サイト内検索 by Google