多喜二の時代から見えてくるもの -治安維持体制に抗して

多喜二の時代から見えてくるもの「多喜二の時代から見えてくるもの -治安維持体制に抗して」
◆荻野富士夫/著 ◆254頁 ◆09.2.20 初版
◆新日本出版社 ◆定価¥2,625(本体¥2,500) ◆送料 ¥ 注文

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 『蟹工船』が再び脚光をあびている現代と80年前の苛酷な労働と弾圧体制はどうつながっているのか。

 戦前・戦後と現代の治安体制の諸相を考える中で、抑圧する側とそれに抵抗し変革を希求する側との拮抗を、多喜二論、治安体制全般、「横浜事件」から捉え直し、「多喜二の時代」と現代を照射する労作。
目次 :

 Ⅰ 小林多喜二から見えてくるもの

   一 多喜二はどのようにプロレタリア作家・社会主義者となったのか

     1 小樽高商軍教事件を通して

     2 「折々帳」を通して

     3 「蟹工船」から見えてくるもの -持続する「憤怒」を根源として

     4 「シナリオ」の武装 -多喜二と映画

   二 多喜二はどのように治安体制を描いたのか 

     1 「暴圧」と対峙する多喜二

     2 三.一五事件の連鎖

 Ⅱ 治安体制から見えてくるもの

   一 治安体制の概観

   二 総力戦下の治安体制 

     1 「治安体制」の位置

     2 「治安体制」の深さと広がり

     3 「大東亜治安体制」の構築へ

     4 戦後治安体制への継続

 Ⅲ 「横浜事件」から見えてくるもの

   一 多喜二虐殺から「横浜事件」へ

   二 神奈川県特高警察の暴走

     1 「共産主義運動」の再警戒へ

     2 戦時下の神奈川県特高警察

 多喜二から「託されたもの」 -あとがきにかえて   

   

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